【甲状腺】不妊症と甲状腺ホルモンの関係

珍しくない不妊症 不妊症とは、妊娠を望む健康な男女が避妊することなく通常の営みをしているにも関わらず、ある一定期間(一般的には1年間)妊娠の成立をみないことを指します。女性側に原因がある場合が35%、…

【甲状腺】甲状腺の腫瘍(おでき)

女性に多い甲状腺のおでき 甲状腺はのどぼとけのすぐ下にあり、甲状腺ホルモンを合成・分泌する臓器です。ここには大小さまざまな「おでき」(医学用語で「腫瘍」)ができますが、見つかったおできが良性か悪性かを…

【糖尿病】腎不全・透析とならないために

高血糖が及ぼす腎障害 腎臓には、糸球体という毛細血管が集まった組織があり、血液をろ過して老廃物を尿として排泄します。腎臓の働きが低下してくると、血液中に不要なものが溜まり、逆に必要なものが尿に混ざって…

【糖尿病】高血糖が及ぼす大血管障害

 血糖値が高い状態が続くと、細い動脈だけでなく太い動脈にもダメージを与えます。動脈は心臓から全身に酸素と栄養素を送り込む血管で、動脈硬化が進行すると内壁の弾力性がなくなったり詰まったりして心筋梗塞や狭…

【糖尿病】血糖値やHbA1cを下げるには内臓脂肪がカギ

インスリン作用不足を改善するために   糖尿病というと、太った人がかかる病気と思われる方が多いかもしれません。しかし、近年は内臓の周囲に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」の糖尿病の割合が上昇しており、見た…

【糖尿病】インスリンの効きを良くして血糖値を下げる「ビグアナイド薬」
~ 体重が増えにくく低血糖が起こりにくい~

健康診断で「高血糖」「糖尿病」を指摘されたら早めの受診を

ビグアナイド薬は長きに渡って使用されている糖尿病の治療薬です。一時期ほとんど使用されなくなりました

【糖尿病】血糖値が下がりすぎるのも危険! 低血糖の見極め方と対処法

低血糖は、血糖値が正常の範囲よりも低下した時や乱高下した時に起こります。はじめは倦怠感や手のふるえ、冷や汗などの自律神経症状があらわれ、重症化すると意識消失や昏睡を起こし命にかかわる危険な状態に陥るこ…

【糖尿病】糖尿病の新薬「GLP-1受容体作動薬」
~ 食後血糖の変動を抑制する注射薬 ~

多様な血糖改善作用のある「GLP-1」 「インクレチン」とは、小腸などの消化管から分泌されるホルモンの総称で、すい臓からのインスリン分泌を促進する働きをします。インクレチンには、小腸上部から分泌される…

【糖尿病】HbA1c(ヘモグロビンA1c)は正常値でも空腹時血糖値が高い場合

健康診断で「高血糖」「糖尿病」を指摘されたら早めの受診を

健康診断や人間ドックの結果で「血糖値が基準値より高い」と指摘された場合は、恐らく”空腹時”血糖値”

【糖尿病】血糖値に応じて”自動調節”するため低血糖が起こりにくい「糖尿病新薬・DPP-4阻害薬」

単独投与では副作用が少なく、長期投与による体重の増加がみられない

糖尿病新薬「DPP-4阻害薬」は2009年から使用開始になりました。血糖値に応じて”自動調節”する

【糖尿病】血糖値を下げ、体重減少効果が期待される「糖尿病新薬・SGLT2阻害薬」

尿に糖を出すことで血糖を下げる飲み薬 〜作用と注意点〜

糖尿病の新薬「SGLT-2阻害薬」は、日本では2014年から使われるようになった治療薬です。尿から

動脈硬化の元凶!脂質異常症(高脂血症)の原因・診断基準・治療法

〜 痩せていても発症し、自覚症状がないまま進行します 〜

脂質異常症(高脂血症)とは、一定の基準値よりもLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が高い、 ま

甲状腺ホルモン値は正常、甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高値と診断されたら

人間ドックの血液検査で、甲状腺ホルモンは基準値内でしたが、
甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高いと指摘されました。治療は必要でしょうか?

潜在性甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモン(サイロキシン[T4]あるいは遊離サイロキシン[FT4])